ここ数日はほぼ数学とツイッターしかやっておらず特に書く事がないので、好きなジャズドラマーについて書く。と思っていたが気が変わり、大好きなヤン・ガルバレクについて書こうと思う。明日はケニーギャレットについて書こうかな。
ヤン・ガルバレクは北欧ノルウェー出身のサックス奏者でキャリアを通してほとんどの作品をECMから発表しており、キース・ジャレットと並ぶECMの看板アーティストであります。彼の特徴はなんと言ってもやはり氷の様に澄んだ美しい音色!!最初に聴いた時はガチで涙が出てしまいました。そんな彼の作品の中でも特に好きな物をリーダーアルバムと参加アルバムに分けずに紹介する。時系列はぐちゃぐちゃぐちゃです。(経歴みたいなものは面倒臭いので書かない)
〜リーダーアルバム編〜
・「eventyr」(1981)・・・メンバーはperナナヴァスコンセロス、gtジョンアバークロンビーの変成トリオ。アバクロとナナが作り出す幻想的なサウンドスケープの上をガルバレクのカーブドソプラノの音色が優雅に泳ぐ様子が目に浮かぶようであります。特に2曲目「lillekort」の出だしのサックスの音が気持ちよすぎてお耳が昇天する事請負です。
ヤン・ガルバレク & ナナ・バスコンセロスの"Lillekork"をApple Musicで
・「solstice」(1975)・・・ラルフ・タウナーのアルバム。メンバーはgtラルフ・タウナー、saxヤン・ガルバレク、bsエバーハルトウェーバー、drヨン・クリステンセン。今思うとオールスターですな。最近のECM作品にはないアグレッシブな演奏でありながら、同時に何処か冷たさが感じられる不思議な作品。アンナカヴァンの「氷」みたいな作品だと言うと絶対に伝わりません。
・「magico」(1980)・・・ガルバレク、チャーリー・ヘイデン、エグベルト・ジスモンチ連名のトリオ作品。3人とも全く違う分野で活動していたので今思うととても不思議な組み合わせ。しかし出来上がった音楽は各人の音楽のエッセンスが混ざりあった美しいもの
今日はここまで。後半は明日。